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転倒した時のケガを防ぎ健康寿命を延ばす
「衝撃緩和型畳」
人生100年時代、今から始める介護の準備
大切な家族のためにできること、
そして、社会のためにできること
なぜ、衝撃緩和型畳がバリアフリーなのか
・バリアフリー:障壁を取り除き生活しやすくするという意味
衝撃緩和型畳が企画された背景:近年 高齢者等の住宅・施設内での転倒による骨折等によって、そのまま病床につく事例が多く報告されていることと、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)及び予備群が4700万人を超え増加傾向、そのような社会背景に対応するために「安全・安心」につながる転倒時の衝撃緩和が求められているから
(JIS A5917規格書 解説より抜粋)
「衝撃緩和型畳」への要求事項
歩行と車椅子の走行を妨げず、転倒した時だけ体を守るものを作って欲しい(介護関係者より)
「衝撃緩和型畳」は、高齢者・障害者等が転倒した時にケガを軽減する
「衝撃緩和型畳」は、断熱材の機能を合わせ持っているためヒートショック対策にもなる
※ フローリングは足元が冷えやすく、それによりヒートショックへと…
介護が必要となった主な原因と比率
1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|
認知症17.6% | 脳血管疾患(脳卒中)16.1% | 高齢による衰弱(老衰)12.8% | 骨折・転倒12.5% |
厚生労働省「国民生活基礎調査(2019)」より
まとめ
- 骨折・転倒が起因し認知症へと悪化する傾向です。
- 高齢者は転倒リスクを負っています。
- 転倒を防ぐ薬はなくまた、24時間つきっきりの介護は不可能なため道具の活用が必要です。
- 転倒を防ぐものと転倒した時にケガを防ぐものが必要です。(両輪での対策が必要)
補 足
- ロコモティブシンドローム(運動器症候群)及び、その予備群は4.700万人を超え増加傾向です。
- 体重50㎏の人が30㎝の高さから落下した時の体重は、約150㎏になります。
日本転倒予防学会
高齢者に転倒予防を普及、啓発するために!高齢者の転倒シブ5時NHK (2020/10/1)
10月10日を転倒予防の日とし、高齢者の転倒に警鐘を鳴らす!- 転倒・転落による死亡者は9.587人/年、そのほとんどが高齢者
- 転倒は、離床時とトイレに行く時に多い
- 転倒は、平らな通路が一番多い (人口動態調査2020厚生労働省)
- 転倒して骨折すると … 医師:井上瑠美子氏
- 痛み ⇒ 食欲の減退 ⇒ 栄養不足 ⇒ 肺炎や寝たきり ⇒ 命にかかわってくる
- 介護施設において転倒予防は最重要課題となっている … 施設長:浅香誠一郎氏
- 転倒の原因
- 加齢 ⇒ 筋力やバランス感覚の衰え、目の衰え
- 病気 ⇒ 多種多様な薬の副作用でふらつく
- 運動不足
- 転倒予防対策の紹介 … 日本転倒予防学会の考え方
転倒を防ぐもの 転びにくい靴 ・ 筋トレ器具(EMS)
手すり ・ 段差解消転倒した時にケガを防ぐもの クッション入り下着(大腿部の保護)
衝撃を和らげる床材
転倒の実態日テレニュース Good For The Planet(2021/7/8)
- 高齢者の転倒 約1.100万人/年
- 転倒して骨折する高齢者 約100万人/年
- そのうち4人に1人(25万人)が大腿部を骨折
- その後寝たきりになる人も少なくなく、元通りに歩けるようになる人は半数ぐらい
介護保険における住宅改修・地方自治体における住宅リフォーム推進事業
- ① 最大9割の補助(介護保険)
- ② 自治体のリフォーム推進事業では、高齢者・障害者等のバリアフリー化に補助制度
大手保険会社も転倒に備えた保険の販売を開始
※ 明治安田生命・太陽生命等